悟りプレイ

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捨てる、辞める、省くブログ

漫画や小説を読みすぎるとコミュ障になる仕組み

漫画や小説が会話のハードルを上げる

漫画や小説は基本的に一人の作者が作っている。登場人物も全て一人の作者が生み出している。作者の脳を複数人の登場人物で共有しているから、登場人物同士の会話において失敗は発生しない。

登場人物Aの伝えたい情報は、全て誤解なく登場人物Bに伝わる。たとえ断片的な情報であっても100%全部伝わってしまう。しかし現実の会話は違う。AとBはそれぞれ別の脳を使って会話しているため誤解が頻発する。

コミュ障の人はこの違いに悩んでしまうわけだ。漫画や小説ではものすごくスムーズに会話できているのに、なぜ自分はできないのか、と。

しかもコミュ障でどんどん人との会話を避けて物語の世界にのめり込んでいくから、現実でもあのものすごくスムーズな会話が行われているものと思い込んでしまう。そしてそれができない私はコミュ障なのだ、と塞ぎ込む。

実は会話は失敗だらけ

漫画や小説から一度目を離して、適当な喫茶店にでも行ってみよう。そして適当な団体客の近くの席で、本を読むふりでもしながら会話を聞いてみよう。彼らの会話が割と失敗していることがわかると思う。

モンスターや魔法使いと同じで、あのものすごくスムーズな会話も現実ではない。喫茶店で聞いた失敗だらけの会話が現実なんだよ。私たちが呪文を唱えてモンスターを召喚したりできないのと同じで、あんな高度な会話もできないんだよ。

そうとわかれば会話の失敗が自分だけのせいでないともわかる。喫茶店で聞いた普通の人たちの会話で失敗していたということは、あなたの会話相手も失敗しまくっていると考えられるから。半分くらい相手が悪いんだよ。

だから会話の失敗なんて気にして落ち込んでも仕方ない。それはあなたの障害のせいではなくて、会話自体がそういうものなんだよ。