悟りプレイ

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スポーツ観戦依存症

スポーツ観戦は手軽に気持ちよくなれる

スポーツを実際にやる場合、何年も苦しい練習を重ねて、スポーツそのものも走り回って重いものを持って、かなり苦しい思いをしながらになる。それらの先にやっとすっきりしたり達成感を感じたりというご褒美がある。

一方で観戦する側はどうか。テレビの前や観客席で好き放題言いながら騒ぐだけ。それで応援している選手やチームが勝つと我が事のように狂喜乱舞。負けてもちょっと残念に思うだけで、特に失うものはない。

スポーツをする本人と比べて圧倒的に手軽だ。テレビを使えばエアコンの効いた部屋で飲み食いしながら、それどころか寝転がりながらできてしまう。それでいて気持ちがいい。

スポーツ観戦は目立たないだけで、十分危険

スポーツ観戦は酒や煙草と違い直接体を壊したり他人に危害を加えるわけではなく、お金も掛からないから問題視されることは少ない。「酒を辞めてほしい」はあっても「スポーツ観戦を辞めてほしい」は聞いたことがない。

けどその「手軽に気持ちよくなれる」という特性は有名どころの依存対象と変わらない。本来散歩や読書などで少しずつ出る興奮物質を、手軽な手段で出しまくって興奮しまくる。

そしてスポーツ観戦する人の観戦中の行動はかなりアレだ。興奮して大声を出したり、ミスした選手を偉そうに貶したり、そういうあまり褒められない行為を多分ほとんど無意識で行っている。録音して後で聞いてみるといいよ。人間性を疑うような、ピー音で隠さなきゃいけないようなことも割と大音量で言ってるから。

「スポーツ観戦で興奮しているんだから仕方ない」は「酔っているんだから仕方ない」と変わらないんじゃないかな。そしてそれに対する冷静な人の考え方は「じゃあ飲むなよ…」であり「じゃあ観るなよ…」だ。

クイズ番組依存症

クイズ番組を視聴している人を眺めてみても、スポーツ観戦している人と似ている。

雑学クイズに出演者より先に答えられたことで得意げな顔をしている。優越感に浸っているんじゃないかな。そしてバカが売りの出演者が案の定バカな回答をしたときは、ここぞとばかりに口汚く罵る。それでいて有名大学卒の出演者が難問に即答したときは「やっぱ~卒は違うなぁ」などと言う。「一般人には解けなくても仕方ない」という安心感に浸っているんだろうなぁ。

端から見て、素敵な光景とは言い難い。

まとめ

依存症の本を読んで、ふと思い当たって身近なスポーツ観戦している人を眺めてみたら、かなりアレだった。専門家じゃないからわからないけど、これ依存症なんじゃないの。

スポーツ観戦やクイズ番組をしばらく休んでみてはどうだろう。汚い言葉を言ったり大声を出したりする回数が減って、何となくいい感じになるかもしれないよ。