悟りプレイ

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捨てる、辞める、省くブログ

睡眠時間を減らして活動時間を増やすべき…ではない

「活動時間を増やすべき」ではない

1日は24時間。これはどうしようもない。その中で活動時間を増やすには、睡眠時間を減らすしかない。8時間も寝ていたら1日16時間しか活動できないが、睡眠時間を6時間に減らせば18時間活動できるようになる。

…って具合に「睡眠時間を減らそう」という話が始まることがある。確かに言っていることは正しい。1日は24時間だし、睡眠時間が増えれば活動時間は減る。活動時間を増やすには睡眠時間を減らせばいい。

けどそもそも前提の「活動時間を増やすべきか」ってところはどうなんだろう。本当に活動時間を増やしてしまっていいのかどうか。私は増やさない方がいいと思う。

活動時間を増やすべきではない理由

1日が重くなってしまう

活動時間が増えるということは1日が重くなるということ。100m走と1km走では「やるぞ」というときの覚悟が違うし、おやつと夕食でもやっぱり「食べるぞ」という覚悟は全然違う。それと同じで、16時間と18時間でも朝起きたときに必要な覚悟が違う。

16時間なら走りきれる気がしても、18時間はちょっとキツい。「活動時間を増やすべき」なのは18時間を余裕で走りきれる人だけで、16時間でも息切れしている人は活動時間を増やしちゃいけない。

睡眠時間の価値が上がってしまう

睡眠時間1時間で回復しなくてはならない体力の量は

(24 - 睡眠時間) / 睡眠時間

で計算できる。(24 - 睡眠時間)で活動時間を計算して、その活動時間を睡眠時間で割るだけの単純計算。

(24 - 8) / 8 = 2
(24 - 6) / 6 = 3
(24 - 4) / 4 = 5
(24 - 2) / 2 = 11

8時間睡眠なら睡眠時間1時間で2時間分の体力を回復すれば間に合うわけだ。一方で4時間睡眠では1時間で5時間分の体力回復が必要。1時間で3時間分、5時間分体力回復できるならいいんだけど、体力回復の才能・技術がない人は睡眠時間の価値を低くしておかないと間に合わなくなる。

ちょっと眠れないだけで致命傷になる

睡眠時間の価値が高いということは、眠れなかった場合の被害が大きいということ。1時間眠れないと、8時間睡眠の人は2時間、4時間睡眠の人は5時間体力が尽きた状態で活動することになる。

上で計算したように、睡眠時間を2時間ずつ減らしていくと、睡眠時間の価値は2→3→5→11とすごい勢いで上がっていく。同じ「1時間眠れなかった」だけでも短時間睡眠の人は致命傷になるから、何が何でもしっかりその睡眠時間を確保する必要がある。

一方で長時間睡眠なら1時間眠れなくても被害は小さい。だから覚悟を決めて寝る必要も、眠れなかったと落ち込む必要もない。

あなたは短時間睡眠の才能・技術を持っていますか

「短時間睡眠で大丈夫な人もいるって言うし~」などと言って睡眠時間を減らそうとする人がいる。短時間睡眠で活躍した偉人や有名人とか、そういう成功例を挙げてさ。

100mを10秒弱で走れる人やものすごい絵を描ける人もいる。けどだからと言って私やあなたが100mを10秒弱で走れたり、ものすごい絵を描けたりするかというと、そんなことはない。その人はその人で、私やあなたとは別人だから。

100mを10秒弱で走れるかどうか。それは走ってみればすぐにわかる。けど「短時間睡眠の才能・技術があるか」はわかりづらく、数日短時間睡眠をやってみた程度ではわからない。数ヶ月後数年後に無理が祟って倒れて、それでやっと「あぁ才能・技術なんて持ってなかったんだな」とわかるかどうか。

一度休日に何の予定も入れずに、とにかく思い切り寝てみたらいいと思うよ。それで起きたときに「あーよく寝た」となったら、それは多分普段の睡眠時間が足りていないって事だよ。それなら睡眠時間は減らすんじゃなくて増やさなきゃ。