悟りプレイ

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捨てる、辞める、省くブログ

相手が嘘をつく原因はあなたにある

あなたは「嘘をつきたくなるような相手」ではないか?

嘘をつくのが仕事の詐欺師などでなければ、言葉が嘘でないこともある。基本的に「嘘をつくのは悪いこと」という共通認識もある。それなのに、今回あなたに言ったことは嘘だった。なぜ嘘を言ってしまったのか。それはあなたが「嘘をつきたくなるような相手」だからかもしれない。

あなたが「本当のことを言うと、怒り狂って更に状況を悪化させる人」などの場合は、相手は嘘をつきたくなる。そりゃそうだ。本当のことを言ったら状況が悪くなるんだから。

ここで大切なのは「あなたが実際にそういう人か」ではなく「相手にそう思われているか」。相手があなたをそういうふうに評価していたら、嘘をつきたくなる。そのまま自然と嘘をつく。

「本当のことを言うと、状況を改善してくれる人」と評価されていれば、嘘をつく意味がなくなり、相手はよほどのことがなければ嘘をつかなくなる。得か損か選べるなら、当然得を選ぶよね。

具体例

「工場で作業者が手を滑らせ、かすり傷を負ってしまった。上司に報告しようか迷ったが、報告したらねちねちと叱られそうだし、今後怪我をしないような対策を取ってくれるとも思えない。治療なんて当然期待できないから、報告しなかった。」

叱られるだけで状況が改善しないんだから、そりゃ報告したくなくなるよね。隠し通せる程度の怪我だったら隠しちゃうよね。事故や怪我なんてなかったよ。

「工場で作業者が手を滑らせ、かすり傷を負ってしまった。上司に報告しようか迷ったが、報告すれば対策と治療を期待できるため、報告した。」

特に変な叱られ方もしない上に治療と対策が期待できるんだから、当然報告するよね。

相手に嘘をつかせない姿勢

相手に「正直に言った方が得だ」と思わせれば、相手は嘘をつかなくなる。

努力や注意を求めるだけで済ませず、状況を改善する

「もっと頑張れよ」「そこは気をつけなきゃ」だけで何も対策を取ってくれないのでは、正直に言う意味がない。

上の具体例では「手を滑らせ、怪我をした」という報告に対して「気をつけろよ」はダメ。たとえば「かすり傷の適切な治療」「手を滑らせにくくする対策」「手を滑らせても怪我をしないようにする対策」などが期待できれば報告したくなる。

冷静に対応する

「うちの上司はすぐに混乱して頼りにならない」なんて評価だと、正直に言わない方がマシになってしまう。混乱して余計なことをして更に事態を悪化させてしまっては目も当てられない。怪我をして救急車を呼んだのに、救急隊員が混乱していたら、大事な命を安心して預けられないよね。

「正直なこと」を褒める

「失敗したこと」は褒められなくても「隠したくなるようなことを正直に言ってくれたこと」は褒められる。褒められればそりゃ嬉しい。今後も正直に言おうって気になる。

怒らない

誰も怒っている人と向き合いたくなんてない。だから怒らせたくなくて嘘をつく。それに怒られたところで「正直に言いたくない悪い状況」は改善されない。これじゃ怒られ損だ。

怒らずに冷静・適切な対応を取るようにすれば、相手は「怒られたくなくて言わなかった本当のこと」を言ってくれるようになる。

人格攻撃をしない

「また失敗したのか。お前本当にバカだなぁ」なんて言われたら、誰だって落ち込んだりイラッとする。そして人格攻撃に耐えたところでやっぱり状況は改善されない。

人格攻撃が飛んでこないとわかっているだけで、大分正直に言いやすくなる。

まとめ

「嘘をつくな」と言われても「嘘をつきたくなる状況」なら嘘をついてしまう。人間は状況には逆らえない。嘘をつかれてしまうと、あなたは嘘を疑い、相手は嘘を隠し通し、お互いに無駄な作業が増える。

あなたが「嘘をつきたくなる相手」でなければ、相手は嘘をつかなくなる。そうなればお互いに無駄な作業を省けて、本来の作業が捗ってみんな幸せ。

嘘に悩まされているなら、自分が「相手が嘘をつきたくなるようなこと」をやっていないかを振り返ってみるといいよ。